Gincoのエンジニアインターンってどんな感じ?

Gincoのエンジニアインターンってどんな感じ?

こんにちは、Gincoでエンジニアインターンをしていた文系大学生の内村です。

していた、というのも、実は2018年の9月をもってGincoを退職しておりまして、現在はアメリカに留学中です。退職前から「ちゃんと退職エントリー書きます!」と言っていたにも関わらず持ち前の筆不精が災いして今更ようやく書いたわけでございます。

というわけで、今回は、私がどのような経緯で、どのようにGincoで働いていたのかをご紹介したいと思います。

働くまでの経緯

遡ること2017年の10月。とあるブロックチェーンイベントに参加した際、懇親会でピザを食べながらたまたま話しかけたのが現株式会社Ginco CTOの森下さんでした。

その時は「ブロックチェーンってロマンがありますよねぇー」とか死ぬほど生意気なことを自分は語っていたのですが、そこで調子に乗ってエンジニアとして働いてみたいという旨を伝えると、「じゃあこのイベント来なよ」と近日Gincoが主催するイベントを紹介してくださりました。

その紹介されたイベントで今度は現株式会社Ginco COOのふっささんと話しまして、勢いで「働けるなら大学休学します!」とお伝えしたところ、まさかの二つ返事で了承して下さり、その場でめでたく働かせていただけることになりました。

その頃はなんとなくブロックチェーンって面白いな、と思っていた程度で、知識も何も無かったのですが、「休学して働きたい」という勢いだけの自分を受け入れてくださった心意気に心を打たれたのを覚えています。

いざ入社!

こうした流れで2017年の12月にインターンエンジニア第一号として入社したのですが、もちろんいきなり仕事はできないので研修を受けることになりました。

研修の内容は?

研修は一ヶ月ほどで、CTOから直々にエンジニアとしての基礎を教授していただきました。

内容は、Go言語を使用した自然言語処理や技術書の写経などで、適当な区切りでCTOからアドバイスを受けたり、課題図書を読んだりするというものです。

このなかで、gitやテキストエディタ、ターミナルの使い方も学習していきます。

ある程度基礎が身につくと、そこから任された業務を少しずつこなしていくという流れになります。

どんな仕事をしていたか

最初は社内ツールの作成であったり、新しい技術の調査であったりが多かったですが、調査の一環でERC20の発行やICOのコントラクトの作成を行なうようになってから次第にEthereumのスマートコントラクト全般を任せていただけるようになりました。また、その延長でKyber Networkとのインテグレーションなどサーバーサイドの開発にも携わらせていただきました。

開発の際は毎回必ずテストを書き、CTOにプルリクエストを出して承認されれば次に進むという流れになります。Gincoでは、研修時からテストとCTOのコードレビューを通すことを徹底させているので、インターンエンジニアとして力を伸ばすには最高の環境だと思います。

どんな雰囲気?

潮流の早いブロックチェーン業界のスタートアップとして上昇志向が強いのはもちろんですが、より良いもの・サービスをつくることに妥協を許さない熱意を持った人たちが集まっています。大学でこれといって打ち込むことがなかった自分には、みんなで力を合わせて一つの目標に突き進むGincoでの仕事や雰囲気がとても新鮮だったのを覚えています。

自分はGincoで働くことを通じて、ベンチャー企業で働くというロマンの片鱗を感じることができましたし、それまで大企業一辺倒だった自分の就活に対する価値観を変えることができました。

また、二十代の社員さんが多いので、自分にとって何事も価値観の合う人が多く、気張らずに楽しく働ける環境が整っていました。経営陣との距離感がとても近く、他の社員さんとも部活動の先輩後輩のような間柄で仕事をさせていただき、とりわけ自分は社員さん数名とルームシェアをしていたので、特に親しくさせていただきました。

結局なにができるようになった?

とにかくGincoで働くのは楽しかったのですが、インターンを通じて結局なにができるようになったのか?をざっくりとまとめると、

  • ブロックチェーン開発の基礎
  • サーバーサイド開発の基礎
  • スマートコントラクト開発

こんな感じです。ものすごくざっくりですが、調べればなんでも自分で作れる自走エンジニアになれたかなと思っています。特にEthereumに関してはめちゃくちゃ詳しくなった自信があります。

終わりに

振り返ってみると、私がGincoで働き始めたのがちょうど去年の今頃。当時は文系の大学二年生で、開発経験無し、仮想通貨の知識無しの非IT学生でした。

しかし今は、曲がりなりにも1人のエンジニアとしてGincoの開発に携わり、ブロックチェーン・仮想通貨界隈の人間として色々な知識を身に付けることができたかな、と思っています。また、CTOや他のインターンのエンジニアと一緒にハッカソンに出場したり、アメリカに留学してからもEth San Fransiscoという世界最大級のEthereumハッカソンに出場したりと、もちろんまだまだ未熟ですが、エンジニアとして外に出ていくスキルを身に付けることができたと感じています。

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(Eth Hackathonでの発表風景)

こうした自信が持てるようになったのも、ひとえに株式会社Gincoの皆さまのおかげです。

特に、全く役に立たない自分を快く採用し、教育してくださった経営陣の皆さまには、感謝してもしきれません。

株式会社Gincoは、創業間もないスタートアップでありながら、インターンに惜しみなく教育リソースを割いてくれる、超太っ腹優良企業だと思っています。

もしブロックチェーンエンジニアとして働きたいという気持ちがあるなら、全力でGincoをお勧めします!